咬み合わせ・顎関節症治療
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咬み合わせ治療
「咬み合わせ(咬合)治療」を希望され当院を初めて受診される患者様の訴え(主訴)の多くは、
「咬み合わせの調子が悪いので治して欲しい。」
「他の歯医者で冠せを入れたが、咬み難いので診て欲しい。」
「何件もの歯医者で入れ歯を作ってもらったが、調子が悪く咬めない。」
「朝起きると顎が疲れて違和感があるが、咬み合わせが悪いのか診て欲しい。」
「昔に比べ前歯の歯並びが悪くなったような気がするが、咬み合わせが原因でしょうか?」
「最近、顎がズレてきたような気がするので、一度咬み合わせを診て欲しい。」
「歯並びが悪く良く物を咬むことができないので、矯正をして咬み合わせを治して欲しい。」
「硬いものを食べると顎が痛く良く咬めないので、一度咬み合わせを診て欲しい。」
「顎を開いたり閉じたりするとカクカク音がするが、咬み合わせが悪いからでしょうか?」
「顎が急に痛くて開かなくなってしまったので、一度咬み合わせを診て欲しい。」
「上手く咬めないので、咬めるようにして欲しい」
その他多数あります。
このように、「咬み合わせ」にまつわる患者様の悩みは多種多様なため、対応する治療法も多種多様となります。当院は、日本顎咬合学会の「咬み合わせ認定医」の資格も有しており、咬み合わせ治療にも力を入れています。咬み合わせ(顎)にまつわる多種多様な患者様の悩みに対しまして、真の原因を的確に判断し治療を行っております。「咬み合わせ(顎)」でお悩みの患者様は、一度ご相談下さい。
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咬み合わせの悪さが引き起こすトラブル
たとえば部分的に「咬み合わせが高過ぎる」と、その歯に負担がかかり歯が割れてしまったり、違和感があるので反対側ばかりで物を食べ顎がズレてしまったり、その他多数の悪い症状を引き起こす可能性があります。一方、「咬み合わせが低過ぎる」と、その部分で物を咬んだりすり潰すことができないため、反対側ばかりで物を食べ顎がズレてしまったり、ほかの歯に負担がかかって寿命を縮めてしまう可能性があります。
このように、部分的に咬み合わせが悪いだけでも、お口や顎に様々なトラブルが起きるようになります。
また、「咬み合わせの悪い状態が長く続く」と、顎の位置が不安定になり顎がズレてしまい、最悪の場合は顎関節症を引き起こしてしまいます。
従いまして、当院では歯の治療を行う場合、そのようなことが起こらないよう「たとえ1本の歯の部分冠せを入れる時でも、咬み合わせにも細心の注意を払い」行っておりますのでご安心下さい。 -
「カウンセリングで治す」顎関節症治療
顎関節症は、顎関節に痛みや違和感などが生じる顎の病気です。口を開けると顎がカクカクと音がしたり、顎の痛みや口を大きく開けられない、などの症状があります。日本人の2人に1人は顎関節症予備群といわれ、特に20代女性の40%に顎関節の何らかの異常を感じているといわれています。症状の現われ方は人によって差がありますが、中には日常生活に支障をきたすほど重い症状に悩んでいる方も少なくありません。ひどくなる前に早めに医療機関への受診をおすすめします。
「当院独自の問診票」で本当の原因を探って改善する
どのような病気でも原因を除去することが最善で、また原因を除去しない限り治りません。原因がわからないまま症状を取るだけの治療では再発するリスクも高く、さらに病状を悪化させてしまう可能性があります。このことは、顎関節症にも同じことが言えます。しかし、顎関節症は、顎関節「病」とは言わないように、いくつかの症状を伴う症候群のことで、
「○○病」と原因がはっきり特定できる病気とは違うため、臨床の現場でも治すことが難しく、また原因や治療法においても様々なことが言われており定まらないのです。当院では、これまで多くの顎関節症治療を行ってまいりました。その多くの経験とエビデンスから「当院独自の顎関節症専用問診票」と「お口の資料」を参考にして、顎関節症を引き起こしている本当の原因を探り、「カウンセリングで原因と対処法」をご説明し、顎関節症症状の改善を行っております。
顎関節症状が出たら「当院への早めの受診」をお薦めします
当院では、「カウンセリング」を受けられた患者様の約90%以上の方が、2~3週間で症状が改善されております。しかし、ご自分で長期間「痛み止めを飲み続ける」「無理に顎を開けたり・引っ張ったり」「その他」など、顎関節症症状が出てからある程度時間が経ってしまっている場合や顎関節組織にダメージを与えてしまった場合等は、短期間での症状の改善は見込めなくなってしまいます。従いまして、顎関節症状が出たらご自身での対症療法をする前に「当院への早めの受診」をお薦めします。それが、顎関節症状を早期に改善させることに繋がります。