「カウンセリングで治す」顎関節症治療
顎関節症は、顎関節に痛みや違和感などが生じる顎の病気です。口を開けると顎がカクカクと音がしたり、顎の痛みや口を大きく開けられない、などの症状があります。日本人の2人に1人は顎関節症予備群といわれ、特に20代女性の40%に顎関節の何らかの異常を感じているといわれています。症状の現われ方は人によって差がありますが、中には日常生活に支障をきたすほど重い症状に悩んでいる方も少なくありません。ひどくなる前に早めに医療機関への受診をおすすめします。
「当院独自の問診票」で本当の原因を探って改善する
どのような病気でも原因を除去することが最善で、また原因を除去しない限り治りません。原因がわからないまま症状を取るだけの治療では再発するリスクも高く、さらに病状を悪化させてしまう可能性があります。このことは、顎関節症にも同じことが言えます。
しかし、顎関節症は、顎関節「病」とは言わないように、いくつかの症状を伴う症候群のことで、
「○○病」と原因がはっきり特定できる病気とは違うため、臨床の現場でも治すことが難しく、また原因や治療法においても様々なことが言われており定まらないのです。
当院では、これまで多くの顎関節症治療を行ってまいりました。その多くの経験とエビデンスから「当院独自の顎関節症専用問診票」と「お口の資料」を参考にして、顎関節症を引き起こしている本当の原因を探り、「カウンセリングで原因と対処法」をご説明し、顎関節症症状の改善を行っております。
顎関節症状が出たら「当院への早めの受診」をお薦めします
当院では、「カウンセリング」を受けられた患者様の約90%以上の方が、2~3週間で症状が改善されております。しかし、ご自分で長期間「痛み止めを飲み続ける」「無理に顎を開けたり・引っ張ったり」「その他」など、顎関節症症状が出てからある程度時間が経ってしまっている場合や顎関節組織にダメージを与えてしまった場合等は、短期間での症状の改善は見込めなくなってしまいます。
従いまして、顎関節症状が出たらご自身での対症療法をする前に「当院への早めの受診」をお薦めします。それが、顎関節症状を早期に改善させることに繋がります。