10.インプラント治療と従来の治療法の比較
1.歯を1本失った場合
欠点
・支台歯として利用するため、隣の健康な歯を最低でも2本を細く削る必要がある。
・歯が無い所に偽物の歯(ダミー歯)を作り噛めるようになりますが、そこで噛んだ力は、支台歯(細く削った歯)で支えることになるため、過剰負担が掛かり注意をしないと、支台歯が駄目になり易い。
・歯を失った所の顎の骨が吸収され歯茎がやせていきます。 利点
・隣の歯を利用しないので、支台歯として健康な歯を細く削る必要がない。
・噛んだ力は、インプラントが直接支えるので、隣の歯に過剰負担が掛からないため、結果的にブリッジ冠で治すより、隣の歯が長持ちする。
・歯を失った所の顎の骨が吸収され難く顎がやせ細るのをある程度防ぐことが出来る。
・歯が有った時のように、自然に噛め、おいしく物を食べる事が出来ます。
・口元を気にせず、自然に話すことが出来ます。
利点
・治療期間が短い 欠点
・治療期間が長い(約5~6カ月)
・健康保険が適応されていない
2.歯を数本失った場合
欠点
・残っている歯にバネをかけて、入れ歯の動きを止めるため、バネをかけた歯に負担がかかる。
・お口に大きな物が入るため、異物感があります。
・お口に大きな物が入るため、話しづらいことがあります。
・歯を失った所の顎の骨が吸収され歯茎がやせていきます。
・慣れるまで、噛み難い場合があります。
・入れ歯が動くことによる、不快感が出ることがあります。 利点
・残っている歯にバネをかけてる必要が無く、インプラント自体が支えるため、ご自分の歯に負担をかけることがありません。
・自分の歯に冠せるのと同じ感覚なため、異物感がありません。
・自分の歯に冠せるのと同じ感覚なため、口元を気にせず、自然に話すことが出来ます。
・歯を失った所の顎の骨が吸収され難く歯茎がやせ細るのを有る程度防ぐことが出来る。
・歯が有った時のように、自然に噛め、おいしく物を食べる事が出来ます。
・入れ歯と異なり、しっかりと固定されますので、ずれなどによる不快感を解消します。
利点
・治療期間が短い 欠点
・治療期間が長い(約5~6カ月)
・健康保険が適応されていない
3.歯を全て失った場合
欠点
・食事中に入れ歯が動き、食べ難いことがあります(保険の入れ歯の場合)。
・硬いものを噛むと、入れ歯が歯茎を圧迫し痛みを感じることがあります(保険の入れ歯の場合)。
・入れ歯と歯茎の間に、食べたものがはさまり易い(保険の入れ歯の場合)。
・会話中に入れ歯が、浮き上がり話し難いことがあります。
・年月と共に、顎の全体の骨が吸収され、歯茎がやせていき入れ歯の安定が悪くなります。 利点
・食事中に入れ歯が動き難く、歯がある時のように自然に噛め、おいしく物を食べる事が出来ます。
・硬いものを噛んでも痛みが出にくい。
・入れ歯と歯茎の間に、食べたものがはさまり難い。
・会話中に入れ歯が浮き上がることが無く、口元を気にせず話すことが出来ます。
・歯を失った所の顎の骨が吸収され難く、顎がやせ細るのを有る程度防ぐことが出きるため、長期的に入れ歯の安定が良い。
利点
・治療期間が短い 欠点
・治療期間が長い(約5~6カ月)
・健康保険が適応されていない