Case2
上顎:総入れ歯(保険)下顎:金属床総入れ歯(自費)にて対応
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行われた処置一覧: 抜歯 再根管治療 歯周外科 咬み合わせ治療
主訴:今まで他医院で何度も入れ歯を作ってもらったが、入れ歯が動き痛くて物が食べれないので、痛みが無く食べることが出来る調子の良い入れ歯を作って欲しい。
治療前
咬み合わせれると、入れ歯と歯が動揺し痛くて噛めない状態でした。また、咬み合わせも完全に崩壊しているため、咬み合わせ(咬合平面)を新たに作り直す必要がありました。
治療前
上下の前歯は、歯周病が進行し動揺が激しく指で抜ける状態であった。
下顎:5本以外保存不可能のため抜歯を行う。
Point:咬み合せ治療
咬み合せの治療の1つとして、咬合平面(咬み合せ面)の再構築があります。この症例のように、咬合平面が傾いてしまっている場合、噛んだ力が入れ歯に斜めに加わるため入れ歯が動き痛みの原因の1つになってしまいます。もちろん痛ければ噛めませんので、左右に力のかかるバランスをとる意味で咬合平面(咬み合せ面)の再構築が必須となります。
【治療前】
斜めに傾いた咬合平面【治療後】
バランスがとられた咬合平面
治療後